私たちは、2000年4月に創業して以来、一貫して今で言うクラウドサービスの開発、提供を通して、社会のIT活用の促進に貢献して参りました。
2006年12月に東証マザーズに上場して以降は、お客さま、パートナーの皆さま、役職員に加え、株主の皆さまを含む全てのステークホルダーの皆さまの利益のバランスを図りながら、成長を続けて参りました。
その後、2014年5月に東証一部への指定替え、2015年9月のホールディングス体制への移行など、株主の皆さまのご理解とご支持を頂きながら、更なる成長を目指して様々な施策を進めて参りましたが、コロナ禍に端を発したIT業界の大きなうねりの中で、株主の皆さまにリスクを伴う施策を講じてでも非連続的な成長を企図するタイミングであると考え、MBOによる株式の非公開化を決意いたしました。
当社株式は2022年10月末日をもって上場廃止となりました。株主の皆さまには、上場してから16年間のご指導とご支援に心より感謝申し上げます。
IT業界においては創業23年目の老舗企業グループではございますが、ベンチャー精神を持ち続けながら、今後の新しい時代に一石を投じる魅力的な企業グループへと発展する覚悟でございます。
皆さまの身近なところで今まで以上に存在を感じて頂けるよう、役職員一同頑張って参ります。今後とも、当社グループへご期待をお寄せ頂けますようお願い申し上げます。
2022年10月31日
パイプドHD株式会社
代表取締役社長 佐谷 宣昭