証券コード:3919
各 位
当社は、平成29年1月16日開催の当社取締役会において、連結子会社となる新会社2社を設立することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
わが国の公職選挙におけるインターネット投票(以下、ネット投票)の導入については、平成28年の参院選から共通投票所の設置が可能となり、選挙人名簿のオンライン化が大きく前進しました。また、内閣府の「マイナンバー制度利活用推進ロードマップ」には、平成32年に「在外邦人が国政選挙にネットで投票可能に!」と明記されており、現実味を帯びつつあり
ます。
株式会社VOTE FOR は、政治・選挙情報サイト「政治山」の運営で得たネットワークと、ネット投票に関する研究で蓄えた知見を活かして、公職選挙ならびに住民投票等におけるネット投票の実現を推進するとともに、ブロックチェーンなどの新技術を活かした投票システムの構築や運営支援を通じてネット投票の普及拡大に貢献してまいります。
また、「政治山」サイトにおいては平成28年12月に成立した議員立法「官民データ活用推進基本法」を背景に選挙関連情報のオープンデータ化を推進しつつ、公正性・信頼性の高い政治家情報と選挙情報をストックし議員データベースを構築、ネット投票実現の際にもっとも参照されるサイトとなることを目指します。
現代社会において、量販店や大型ショッピングモールの進出は、地域の在り方に大きな影響を及ぼしてきました。昭和の時代、活気に満ち溢れていた商店街が衰退していく光景は珍しくありません。しかしながら、個店には多様な魅力があり、地域には様々なコミュニケーションが生まれます。一つの経営方針で統制された世界より、様々な個店によって作られた混沌とした世界の方が、多様なコミュニケーションが生まれます。
株式会社アイラブは、地域密着型Web サイト・アプリ「I LOVE 下北沢」の提供や、「下北沢カレーフェスティバル」、「ばるばる下北沢」などの実店舗でのフードイベントの運営を通じて得たノウハウを活かし、地域の商店街及び商店スタッフの皆さまと一緒に地域活性化を目指してまいります。ITを活用して、イベント・観光情報の発信から集客・管理までを提供し、誰でもイベントが開催できる環境を作り、いつでも楽しいコトがある街を目指します。店鋪の情報を商品レベルまで細分化し発信することで、埋もれている魅力を伝え、コミュニケーションの発生を促します。ブロックチェーンを利用した仮想通貨を活用して、スマートフォンアプリで小額決済を可能にし、投げ銭やチップなど地域における新しい取引を作ります。街を訪れた
お客様が、商店スタッフ及び他のお客様とつながる、今までにないコミュニケーションの普及に努め、新しい楽しさを創造し、次世代の街を目指してまいります。
(1) 名称 | 株式会社VOTE FOR | 株式会社アイラブ | |
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(2) 所在地 | 東京都港区赤坂二丁目9番11号 | 同左 | |
(3) 役員構成 |
代表取締役 市ノ澤充 取締役 緑川綾子 取締役 佐谷宣昭 監査役 大屋重幸 |
代表取締役 西山友則 取締役 阿部達哉 取締役 佐谷宣昭 監査役 大屋重幸 |
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(4) 事業内容 | 政治関連活動に特化したポータルサイト「政治山」の運営及びソリューション提供に関する事業 | 地域における店舗等を中心としたソリューションの提供及び各種イベント開催に関する事業 | |
(5) 資本金 | 1,500万円 (当社出資額 3,000万円) |
同左 | |
(6) 決算期 | 2月末 | 同左 | |
(7) 大株主及び持株比率 | 当社(100%) | 同左 | |
(8) 上場会社と当該会社との関係 | 資本関係 | 当社100%子会社となります。 | 同左 |
人的関係 | 当社代表取締役が新会社の取締役に、当社取締役が新会社の監査役に就任いたします。 | 同左 | |
取引関係 | 当社と業務委託契約に基づく業務支援取引等を行います。 | 同左 |
(1) 取締役会決議日 | 平成29年1月16日 |
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(2) 会社設立日 | 平成29年3月1日(予定) |
(3) 営業開始日 | 同上 |
新会社の設立は平成29年3月1日を予定しているため、本件が当社グループの今期業績に与える影響はありません。なお、来期以降の当社業績に与える影響につきましては、平成29年2月期決算短信(平成29年3月31日公表予定)の業績予想に織り込んでまいります。